月々サポート、端末購入サポート、docomo withの違いを解説。どの購入方法が一番オトクか?

ドコモユーザの皆さんは、月々サポート、端末購入サポート、docomowithのいずれかの方法で携帯電話の購入をすると思います。
しかしそれぞれの購入方法の特徴や結局のところいくら維持費がかかるのかなど不明な点が多いと思います。
購入時に上記の3つから購入方法を選べるわけではありませんが、それぞれに対応した機種と購入方法をトータルで理解し購入していただくのが良いと思います。
そこで今回は、月々サポート、端末購入サポート、docomowithそれぞれの違いを解説していきたいと思います。

月々サポートとは?

月々サポート

概要

購入月の翌月から最大で24か月間、購入機種に応じた「月々サポート割引額」を毎月の携帯電話の利用料金から割引されます。
よって購入時に何か割引があるわけではありません。
ただし購入後の携帯電話の料金から割引を行うことで、携帯電話の実質の料金を割引にするという購入方法です。

よって購入して24ヶ月間機種変更せずにドコモ回線を使えば、「月々サポート割引額」を満額受けることができます。

適用条件

以下の条件がありますが、基本的に月々サポート対象機種を購入し、パケットパックに入っていれば適用されます。

  1. 月々サポート対象機種の購入
  2. 指定「基本プラン」への加入(2014年9月以降に発売されたXi機種を2015年9月1日(火曜)以降にご購入の場合のみ)
  3. 指定「パケットパック/シェアオプション/FOMAパケット定額サービス/FOMA定額データプラン」のいずれかの加入
対象機種指定「基本プラン」指定「パケットパック/シェアオプション」
スマートフォン「カケホーダイプラン(スマホ/タブ)」
「カケホーダイライトプラン(スマホ/タブ)」
「シンプルプラン(スマホ)」
「データプラン(スマホ/タブ)」
「ウルトラシェアパック30~100」
「ベーシックシェアパック」
「シェアパック5~30」
「ウルトラデータL・LLパック」
「ベーシックパック」
「データLパック(大容量)」
「データMパック(標準)」
「データSパック(小容量)」
「らくらくパック」
「ウルトラビジネスシェアパック30~100」
「ビジネスベーシックシェアパック」
「ビジネスシェアパック5~3000」
「ケータイパック」
「シェアオプション」
タブレット「カケホーダイプラン(スマホ/タブ)」
「カケホーダイライトプラン(スマホ/タブ)」
「データプラン(スマホ/タブ)」
ドコモケータイ(spモード)「カケホーダイプラン(ケータイ)」
「カケホーダイライトプラン(ケータイ)」
「シンプルプラン(ケータイ)」
データ通信製品(モバイルWi-Fiルーター・データカード)「データプラン(ルーター)」

ここで注意しなければいけないのは、タブレットで「シンプルプラン(スマホ)」が使えない点です。
維持費を安くするために、タブレットを購入後「シンプルプラン(スマホ)」にプラン変更をすると月々サポートが消滅しますので、ご注意ください。

割引額

割引額は機種、購入方法(新規・機種変更・MNP)ごとに異なります。
また購入時期によっても異なってきます。

最新の月々サポート額はドコモオンラインショップから確認ができますので、以下から確認してみてください。

ドコモオンラインショップ

割引対象サービス

月々の携帯電話料金から割引とありますが、ドコモのサービスすべてで割引となるわけではありません。
イメージとしては、iモードやSPモードのISPサービスと留守電やキャッチホンなどの携帯電話本来のサービスが対象。
dTVなどのdと頭につくサービスとケータイ補償は対象外です。

対象サービス

  • iモード
  • spモード
  • iコンシェル
  • イマドコサーチ
  • お便りフォトサービス
  • キャッチホン
  • ケータイデータお預かりサービス
  • つながりほっとサポート
  • ドコモ ドライブネット
  • メロディコール
  • 留守番電話サービス
  • iチャネル
  • i Bodymo
  • ドコモ地図ナビ

対象外サービス

  • クイックナンバー
  • docomo Wi-Fi
  • Home Wi-Fi
  • dマーケット(dTVdヒッツ・dアニメストアなど)
  • E★ エブリスタプレミアム
  • あんしん遠隔サポート
  • ケータイ補償 お届けサービス/ケータイ補償サービス
  • あんしんネットセキュリティ
  • ドコモ あんしんスキャン

端末購入サポートとは?

端末購入サポート

概要

規定利用期間(購入日もしくは開通日の翌月1日から起算して12か月)を超えるまで契約をすること、指定プランに入っていることを条件に、端末購入サポート適用機種購入時に機種代金の一部が割引が受けられます。

開通日の翌月から12ヶ月間となりますので、購入月から14ヶ月目まで携帯電話を利用する必要があります。
※ただし各月の1日に契約をした場合は、13ヶ月になります。

端末購入サポートは、端末購入サポート対象機種を購入するときに条件を満たすことで、購入価格を割引できるサービスとなります。月々サポートは、毎月の携帯電話料金から割引となりますが、端末購入サポートは購入時に割引となる点が大きな違いです。

適用条件

以下の条件がありますが、基本的に端末購入サポート対象機種を購入し、パケットパックに入っていれば適用されますので、通常通りに使われる方なら全く問題なしです。

Xi機種(スマートフォン)を購入の場合

  1. 「カケホーダイプラン(スマホ/タブ)」、「カケホーダイライトプラン(スマホ/タブ)」、「シンプルプラン(スマホ)」
    「データプラン(スマホ/タブ)」のいずれかのプランを2年定期契約型の契約
  2. 「パケットパック」または「シェアオプション」の契約

Xi機種(タブレット)をご購入の場合

  1. 「カケホーダイプラン(スマホ/タブ)」「カケホーダイライトプラン(スマホ/タブ)」「データプラン(スマホ/タブ)」のいずれかのプランを2年定期契約型の契約
  2. 「パケットパック」または「シェアオプション」の契約

割引額

割引額は機種、購入方法(新規・機種変更・MNP)ごとに異なります。
また購入時期によっても異なってきます。

最新の端末購入サポート適用額は、ドコモ公式ページよりご確認いただけます。

端末購入サポート | キャンペーン | NTTドコモ

端末購入サポート解除条件

端末購入サポート適用期間中に以下を実施すると端末購入サポート解除料が発生します。

  1. 新たな機種の購入
  2. FOMA契約・Xi契約間の契約変更
  3. 解約(当社による契約解除を含みます)または電話番号保管
  4. 「パケットパック」「シェアオプション」の廃止または廃止予約
  5. 指定基本プラン以外への変更・変更予約

ちなみに端末購入サポート対象機種購入後、端末購入サポート適用期間かどうかは、Mydocomoから確認ができます。

マイドコモ

docomowithとは?

ドコモウィズ

概要

対象機種のご購入で、月々の携帯電話利用料金が購入後、毎月1,500円割引となります。
よって購入時は、機種代が安くなったりすることはありません。

また月々サポートと違い、購入後に機種変更などがなければ永年1,500円割引となります。
よって長くドコモを利用し、同じ機種を使われる方におすすめの購入方法となります。

適用条件

適用するには、以下のプラン、パケットパックに入る必要があります。
また当然のことですが、docomowith対象機種を購入する必要があります。

項目プラン名、パケットパック名
対象料金プランカケホーダイプラン(スマホ/タブ)
カケホーダイライトプラン(スマホ/タブ)
シンプルプラン(スマホ)
必須パケットパックベーシックパック(1/3/5/20)
ウルトラデータパック(L/LL)
ベーシックシェアパック
シェアパック(5/10/15/20/30)
ウルトラシェアパック(30/50/100)
ビジネスベーシックシェアパック
ビジネスシェアパック(5~3000)
ウルトラビジネスシェアパック(30/50/100)

割引額

docomowith対象機種ならばどの機種を購入しても一律1,500円引きになります。
ただし、SPモード未契約の場合は、1,200円割引になります。

ちなみになぜSPモード契約の有無で割引額が異なるのかと申しますと、SPモードを外せば実はdocomowithは0円で維持ができてしまいます。
下記にdocomowithの割引額がSPモードの契約有無で1,500円だった場合の維持費を試算してみました。
※eビリングの割引とユニバーサルサービス料は除いて計算しています。

項目金額
シンプルプラン(スマホ)¥980
Xiシェアオプション¥500
docomo with割引¥-1,500
消費税¥0
合計¥0

見ていただくとはわかると思いますが、0円で維持できてしまいす。
(実際は合計するとマイナスですが、支払う金額は0円なので¥0としています)

よって上記を是正するためにSPモードの有無で割引額が異なっています。

ちなみに割引対象機種はドコモオンラインショップから確認ができます。

ドコモオンラインショップ

月々サポート、端末購入サポート、docomowithの違いを比較

月々サポート、端末購入サポート、docomowithを様々な角度から比較したいと思います。

購入時の割引を比較

購入時の割引について比較します。

  • 月々サポート
    購入時の割引はなし。
    月額の携帯電話料金から割引になる。
  • 端末購入サポート
    購入時に割引になる。
    割引額は数万円にもなるため、大きい。
  • docomowith
    購入時の割引はなし。
    月額の携帯電話料金から1,500円割引となる。

契約縛りについて比較

契約の自由度について比較します。

  • 月々サポート
    縛りなし。
    ただし満額の割引を受けるためには、2年間使う必要がある。
  • 端末購入サポート
    縛りあり。
    割引を受ける条件として14ヶ月使う必要がある。
    使わなかった場合は、端末購入サポート解除料を払う必要がある。
  • docomowith
    縛りなし。
    利用期間に制限はないが、docomowith対象外機種に変更したら割引はなくなる。

月々の維持費を比較

月額の維持費を比較してみました。
なお月サポの金額については、機種ごとに金額が異なるためiPhone8(64GB)の機種変更時の金額を入れております。
またすべて一括で携帯電話を購入した場合の維持費になります。
ちなみにSPモードを外すと月々サポート、端末購入サポートの維持費はさらに300円程下がります。
docomowithは、SPモードを外すと割引額が1,200円となるため変わりません。
※eビリングの割引とユニバーサルサービス料は除いて計算しています。

項目最低維持費
月サポ端サポwith
シンプルプラン(スマホ)¥980¥980¥980
Xiシェアオプション(子回線)¥500¥500¥500
SPモード¥300¥300¥300
割引¥-2,376¥0¥-1,500
消費税¥0¥142¥22
合計¥0¥1,922¥302

月々サポートは、合計がマイナスとなってしまうため、0円としております。

機種で比較

機種の自由度を比較します。

  • 月々サポート
    最新の機種は、基本的に月々サポート対象である。
    発売直後は基本的に月々サポート対象機種となるため選択肢は多い。
  • 端末購入サポート
    基本は型落ち機種が多い。
    ただしMNPの場合は、最新の機種でも対象となっている場合あり。
  • docomowith
    選択肢が最も少なく機種は限定されている。
    iPhoneは対象外。
    基本的にはローエンドモデルが中心。

利用期間で比較

同一機種を長期間使った場合を比較します。

  • 月々サポート
    24ヶ月間利用するのが最も好ましい。
    24ヶ月経過後は、割引がないためメリットなし。
  • 端末購入サポート
    利用期間による割引はなし。
    ただし14ヶ月たてば機種変更できるため、14ヶ月利用はメリットあり。
  • docomowith
    長期間使えば使うほどメリットあり。

月々サポート、端末購入サポート、docomowithの比較まとめ

上記で考察した内容を主観ですが表にまとめてみました。

項目最低維持費
月サポ端サポwith
購入価格××
契約縛り×
月々の維持費×
機種の自由度×
長期間の利用(14ヶ月以上)×
短期間の利用(14ヶ月)××

結局どの購入方法がオトク?

結局のところどの購入方法がオトクなのか私の主観になりますが、利用ユーザ別におすすめを記載します。

月々サポートをおすすめするユーザ

  • 最新機種を購入したい。
  • 次の機種変更は24ヶ月後。
  • 月々の維持費を下げたい。(一括購入時のみ)

端末購入サポートをおすすめするユーザ

  • 購入時に安く購入したい。
  • 14ヶ月後にまた新しい機種に変えたい。
  • 型落ち機種でも問題ない。

docomowithをおすすめするユーザ

  • ローエンドな機種でも問題ない。
  • 同一機種を24ヶ月以上使う予定がある。
  • 月々の維持費を下げたい。
  • iPhoneじゃなくても良い。

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まとめ

月々サポート、端末購入サポート、docomo withの違いを解説しました。
購入時に上記の購入方法を選べるわけではありませんが、それぞれに対応した機種と購入方法をトータルで理解し購入していただくとよりオトクに購入ができると思います。
自分がどのようなユーザか理解し、本記事で機種を選択いただければ幸いです。

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