ソラチカカードとANA VISA Suicaを比較。電車に乗る時はどちらを使うのが良い？

ソラチカカードとANA VISA Suicaで結局のところ電車のオートチャージはどちらでするのがいいのかという自分の疑問に答えるために色々と調べてみましたので、自分の備忘もかねてまとめたいと思います。
なお2018年3月末にソラチカルートに一部改悪があったため、そちらも修正しました。

はじめに

まず私のANAカードの使用状況は以下のような感じです。

メインのみを10マイルコースにし、それ以外のカードは全て5マイルコースでの運用を考えています。
今回サブ1,2の交通系カードのオートチャージ分を効率よくマイルを貯めるためにどうすれば良いのかという点を検討してみました。
なお以下の前提条件のもと比較を実施しています。

ここからは実際に検討するアイテムを一覧表にまとめてみました。

項目	ソラチカカード	ANA VISA Suica
還元率	0.5%	0.905% マイ・ペイすリボソラチカルート使用
ポイント移行方法	通常ルート	通常ポイント通常ルートボーナスポイントソラチカルート
オートチャージ	◯	◯
モバイルSuica	☓	◯
乗車ポイント	東京メトロ定期区間外乗車時平日　5pt （4.5マイル相当）休日 15pt （13.5マイル相当）	☓
運用	なし	マイ・ペイすリボで毎月作業有
交通系カード	Pasmo	Suica

比較するとANA VISA Suicaの方が0.405%高いです。
ポイント付与は1000円につきそれぞれ以下です。

それぞれのポイント移行方法と還元率は以下になります。

ソラチカカード
OkiDokiポイントから直接ANAマイルに交換します。
ANA VIsa Suica
ワールドプレゼントの通常ポイントは、直接ANAマイルに交換をします。こちらは1ptあたり還元率0.5%
ワールドプレゼントのボーナスポイントは、PEXとメトロポイントを経由して交換をします。
ボーナスポイントをポイントタウンとLINEポイントとメトロポイントを経由することで、還元率が1ptあたり0.405%になります。直接交換はやめましょう。ここ重要です！

少し複雑になりましたが、結局のところ上記の方法を使うと1,000円使ったらいくらマイルがたまるのかというところを算出してみます。

ソラチカカード
Okidokiポイント 1pt　マイル換算5マイル
合計 5マイル（還元率0.5%）
ANA VISA Suica
ワールドプレゼントポイント 1pt マイル換算5マイル
ワールドプレゼントボーナスポイント 1pt マイル換算4.5マイル
合計9.05マイル（還元率0.905%）

ということで還元率の面では、ANA VISA Suicaの方が優れています。

オートチャージについては、両方のカードともできますので、差分はありません。
ただしソラチカカードについては、内蔵のPasmo以外でオートチャージは、不可となります。

モバイルSuicaについては、ANA VISA Suicaのみ設定が可能です。
一番のメリットは、カード型のICカードを持ち歩かなくて良いことでしょう。
個人的には、モバイルSuicaの場合マネーフォワードに電車賃がしっかと反映されるのも良いと思っています。

こちらはソラチカカードのみになります。
定期券区間外で乗車すると1回の乗車につき以下のポイントが貯まります。

メトロをたくさん使うかたは、恩恵を受けられると思います。

ソラチカカードは、とくに運用面で大変な部分はありません。しいて言えばポイント交換ぐらいでしょうか。
ANA VISA Suicaの方は、毎月マイ・ペイすリボの対応が必要になります。
少し面倒に感じるかもしれません。

とくにPasmoが良いとかSuicaが良い等はありませんが、自身のお持ちの定期券がどちらかというのが大きいかもしれませんね。

それぞれのカード別にこんな方はこちらを使うべきということをまとめました。

サブカードとして交通系決済用にソラチカカードとANA VISA Suicaを比較しました。
還元率を重視する方やモバイルSuicaを使いたい方は、ANA VISA Suicaを使いましょう。
東京メトロを頻繁に乗車する方は、ソラチカカードを使いましょう。

私の場合は、東京メトロに乗る機会がある程度ありますので、ソラチカのオートチャージを使って行こうと思います。